鹿児島県の教育方針に、「山坂達者」というものがある。
薩摩藩時代からの郷中(ごじゅ)教育のなごりで、
足腰を鍛え、文武両道に励むことを目的としたものである。
小学校、中学校、高等学校と、必ず一度は、
学校行事として、登山が組み込まれていた。
めざすのはもちろん、天孫降臨霧島の山々。
霧島登山は、城山に登るのとは、わけが違う。
郷土のすばらしい伝統「山坂達者」は、誇りに思う。ただ、
郷土のすばらしい伝統「山坂達者」は、誇りに思う。ただ、
登山の印象は、登らされた感が強く、残念ながら、あまりいい思い出はない。
だから、大人になって、わざわざ登ろうなんて思いもしなかった。
確かに、山の景色はすばらしいし、
山頂に到達した時の達成感は、感動に値する。
でも、どうしても積極的にはなれなかった。
最近、考えている。
思い切って、再びチャレンジしてみようか・・・
山坂達者ではなく、健康維持管理のために?
(そんな年になったのか・・・)
せっかく、こんなにすばらしい環境が身近にあるのだから。
おくばせながら、「山ガール」の流行にのってみようかな。
季節はやはり、ミヤマキリシマのころが、よさそうかな。。。
登山を楽しみたいなと、思う自分がいる。
あなたは、なぜ山に登るのですか?
登山の魅力は何ですか?