2013/12/26

南のまほろば きりしま 「大地の詩」


帰省中、図書館でこの本に出会った。
ページをめくっていくと、何かがこみあげてきて、ふるえた。
今でもよく覚えている。
静かな感動。

写真と詩で紹介される、ふるさとの風景。
こんなところが、霧島市にあったの?
ため息がでる。

国分黒石岳からの眺望がすばらしいページを開いた時だった。
その頃、父が突然、逝ってから数年たっていたが、
神主さんがあげた祝詞が、ふっと、よみがえり、シンクロした。
「魂は、国分平野の空をまっている・・・」


わたしたちを育んでくれたこの大地。
ふるさとへの誇りと愛着がわいてくる。
わたしもここへ戻ってきたいな。。。
こんな風にふるさとを感じさせてもらえるなんて、
ありがたい。

いつまでも語り継がれてほしい一冊。
写真・詩 赤塚恒久氏

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